山尾光平 as BAKIBAKI 個展 / 京都 2007 “欲望鎌足(よくぼうのかまたり)”展 @ JAPONICA music store

山尾光平 as BAKIBAKI 個展 / 京都 2007
“欲望鎌足(よくぼうのかまたり)”展
2007/11/8-23 @ JAPONICA music store
2007/11/22“EyeRhyme010” @ Whoopee’s
“欲望鎌足(よくぼうのかまたり)”とは、主に義務教育期の授業中の落書きによって収集し蓄積した、日本のマンガにはじまる様々なキャラクターのタッチの手癖や記憶を、現時点で復刻し再構築したドローイング群である。
“自分”と”社会”に対するやり場の無いネガティブなパッションを、キャラクター特有のポップな感情表現で、ポジティブ且つユーモアに還元し、大衆的な物販化で、より多くの人々に作品のエネルギーを届けたい。
また、ワークショップ/パーティ/トークイベント等作家自身が表に出て様々なジャンルの人間とコミュニケーションをとり、絵を描く事/表現することのたのしさを伝えたい。
・山尾光平 as BAKIBAKIプロフィール
アーティスト/ペインター。
1978年、大阪・千里ニュータウン生まれ、太陽の塔の傍らに育つ。
美大時代より京都に移住し、2001年京都発ライブペイントデュオ”DOPPEL”を結成。2006年より東京在住。
2007年/春、初個展”Stand By Me”展@ASANOHA原宿にて、ソロアーティストとしての活動を本格的にスタートする。
├ www.yamaokohei.com
└ bakibaking@gmail.com
・その他の活動
├ 京都発ライブペイントデュオ”DOPPEL”(2001〜)www.doppel.to
├ 国産絵師格闘技戦”EyeRhyme/視覚韻”(2004〜)www.eyerhyme.net
└ 時空間演出ユニット”Archives”(2005〜)www.omoi.de
/// EXHIBITION & WORK SHOP ///////////////////////////////////////
2007.11.8(木)〜23(金/勤労感謝の日)
@ JAPONICA music store
開場 : 12:00〜22:00頃
:: SCHEDULE ::
11/8(木) : 誕生日パーティ 20:00〜
・DJ : DNT (Flower of Life)
11/11(日) : オープニングパーティ 19:00〜
・DJs
├ KAZUMA(MO’WAVE/communicate mute)
├ ITAL (OUTPUT)
├ 拓馬(MO’WAVE/BEAT JUNGLE)
└ ALASKA (NICE)
・LIVE
└ AFRO BABES
11/18(日) : 子供とワークショップ 15:00〜
・ASSISTANT : タマヒサ
・PHOTOGRAPH : RELAXMAX
11/23(金/祝) :
トークイベント 18:00〜
入場料¥1000
・ GUEST : メチクロ(MHz head office)
クロージングパーティ 20:00〜
・DJ : L
・LIVE : SIMOON
JAPONICA music store
〒604-0925
京都市中京区寺町通御池上ル
上本能寺前町476アシストビルB1
PHONE : 075-211-8580
OPEN : 12:00〜22:00 頃 (不定休)
www.japonica-music.com
/// PRE CLOSING PARTY ///////////////////////////////////////
2007.11.22(木/祝前日)
EyeRhyme 010 @ WHOOPEE’S
開場 : 23:00〜
入場料 : ¥2500+1ドリンク (フライヤー持参: ¥2000+1ドリンク)
:: CAST ::
・HOST VISUAL & “STAND BY ME”INSTARATION
└ BAKIBAKI (DOPPEL/ER/Archives)
・DJs
├ L?K?O (Hatena Works/MHz)
├ CMT (Grassrootstribe)
├ G∞O (Flower of Life)
├ Baiyon (b.e.s.r.,D1 Recordings)
└ GAJIROH (KCYB)
・VJ
└ VEXTLA (From TOKYO)
・DECORATION
└ ONA
・LIGHTING
└ YAMACHANG
・SUB FLOOR PAINTING
├ ENTER (OT29)
├ MAD RICE (OT29)
├ 宮本精子
└ HACHIO
・FOOD
└ JUNGLE食堂
KYOTO WHOOPEE’S
〒605-0821
京都府京都市東山区
八坂鳥居前下ル清井町493-1
TEL : 075-551-2331
FAX : 075-561-8331
www.whoopees.net
///RECOMMENDED ///////////////////////////////////////
山尾君の作品をまだ言葉で表すのは難しい。だけど引っかかる。引っかかるものがある。引っかけられる時もあれば、自分から引っかかる時もある。
本来の意味でユニークで愛があって、音楽と一緒で山尾izmが明確にあるからだと思う。
DJ KENSEI(NUDE JAZZ・FINAL DROP・OUTERLIMITS INC. / DJ・PRODUCER)
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今回のBAKIBAKIによるアートピースの中から、ヘッドロココ級のレア物を吟味しゲットしてみようと思う。そして、後に現れるであろう敵対コレクター達にブッチギリで差をつけるため、ギラッギラな額装をこしらえ待ち構えておこうと思う。
こんなに俗な占有欲が勃起するのは小学生以来だ。
メチクロ(MHz head office/造形家・デザイナー)
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“若いながらに骨のあるヤツ”・・・去年のナイキのキャンペーン仕事でみっちり一緒に過ごし、僕は山尾光平という若いアーティストの本質に触れたような気がする。
DOPPELとしてではなく、ソロアーティストとして表現する彼の作品には、まさに彼自身の欲望のカタマリがぎっしり凝縮されている。ヤマオは僕のまわりに数多くいるアーティストのなかでも、特に大きな可能性を秘めてる秘密兵器です。
飯田アキオ(WIEDEN + KENNEDY/プロデューサ・アートバイヤー)
/// LINERNOTES ///////////////////////////////////////
『異体同心』 text : Takuma Yamamoto
山尾光平はパッションの人間だ。
これまで公私共に山尾光平と多くの時間を過ごしてきた僕には、アーティストという側面から彼を見ることは出来ない。それに、僕以上にアーティストとしての彼を批評出来る人がいるだろう。
友人として、共にEyeRhymeを続けてきたパートナーとして、改めて彼のことを考えた時、理屈ではなく情感や熱情(=パッション)に突き動かされる彼の姿が思い浮かんだ。
その姿は取り憑かれたように突き進むといった使命感や崇高な目的とは無縁のものだ。人間なら誰もが持つ、思い出や郷愁感、単純に「好きだ」と言えること、それを一人でも多くの人と共有したいという想い。理屈や理性では推し量ることの出来ない「想い」に突き動かされながら描き続ける彼の姿。
情感的であるが故に、極から極へと揺れ動き、その時その時の「今」から動くことの出来ない不器用さ。泣き、笑い、怒り、悲しみ、時にはぞんざいな言動で人を傷つけ、時には無心で他人を気遣う。
要するに、煩悩まみれ、自分勝手の我が侭な人間。だが、それは僕にもあなたにも共通したものだ。
多くの人が求めながらも「子供じみたもの」として隠し、捨て去る「想い」を彼は忠実に、真っ直ぐに、自らの心の内に探り続ける。
僕らが日々変化し成長していくように、彼もまた一個の人間として僕らと何も変わらず成長していく。それは、私的にも公的にも変わり、良くもなれば悪くもなるだろう。僕らと同じように。
そこで目の前にある現実や、自分を取り巻く社会、脳内にだけ生み出される現実と何ら変わることのない妄想と闘い、悶え、喜び、落胆する。時には、闘う事を放棄して嬾惰の生活を続けたりもする。だが、誰も永遠に墜ち続けることなど出来ないように彼もまたそこから這い上がり、何かを掴み戻ってくる。何かとてもすごいことを発見した子供のように、喜色満面で、少しはにかみながら。右に逸れ、左に逸れ、後ろを向いたり、転んだり。それでも前に進み続ける。そうやって生み出された一つ一つの作品を僕らの目の前に届けてくれる。決して超然としたアーティストでもなく、異世界に住む天才でもなく、手の届かない遠い存在でもなく、当たり前の人間として、彼は僕らと「共に」成長する。
山尾光平は自らの欲望の赴くままに自分自身を刷新し続ける。
僕にも、あなたにも届く何かを持って。
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『ビジュアルアンセム』 text : メチクロ [MHz headoffice]
最近の彼らときたら、端から見る限り絶好調に映る。日本におけるライブペイントシーンのパイオニアとして確固たる地位を築いている事実を初め、NIKEやNISSAN等とのクライアントワークが様々なメディアで露出している…。
ひと昔前ならば、ここまでの結果でアーティストを気取り、代理店との蜜月を築き、それなりの見返りを謳歌することに何の疑問も持つ必要がなかったであろう。しかし、彼ら[僕ら]の世代に命名された徒名は『ロスト・ジェネレーション』と呼ばれるもので、乱暴に要約すれば『ソンな世代』である以上、先代によって搾取され尽くした搾りカスのようなご褒美がモチベーションに変わることは到底有り得ないし、そもそも彼らがディールを交わしてきた相手は、その立場の大小に関わらず、剥き身で彼らの「絵」を渇望する数奇者しか存在し得ないはずなので、たとえステロタイプな要求が
背後に見え隠れしたとしても、新たなタームを迎える為の儀式と成り代わるだけで、野暮な杞憂が入り込む余地は無い。
ここに至り、彼らに課せられている使命とは、そんな前時代的で一過性の事柄ではなく、より強大で普遍的な「宿命」に対する挑戦だと考えている。こんな重苦しい時代だからこそ発現可能なブレイクスルーは、より一徹したタフネスの獲得を意味している。そして、そのヤリ方は暴挙であればあるほどに美しい。
「デュオ」という形態を取る限り、その精度を増すほどに足下へと擦りよる”予定調和”という名の蜜なる安定。それは、希代の漫才師や夫婦らが証明してきた定説として抗うことの出来ない「宿命」で、絡み付かれた瞬間から”服従”か”破壊”かの二択を迫られ続ける因果だ。
彼らもまた同様にその域へと達しつつあるが、前述の通り、図らずとも背負わされている時代のカルマを前にしては選択の余地など無く、”破壊”という脱出劇のみが用意され、魅惑の腹腹時計が爆発の時を待ち構えている。そこでは「”破壊”を以て”偶然の調和”を導き出す」という危ういカタルシスこそが爆発の鉄則であるが、そのヤリ方こそが彼らのペイントスタイルそのものである以上、当人達の意識の有無に関わらず、必然的に時限爆弾の秒針は回り始める。
「宿命」に対する”破壊”は、ソロワークという形となって出現した。
今年5月にASANOHAにて決行されたBAKIBAKIの初個展”Stand by Me”展では「美人画(!!)」を含む多種多様に乱反射する作品群を揃え、山尾光平という圧倒的な”個”を証明。
追って9月、i.n.k gallaryにて決行されたmonotypeによるエキシビジョンでは、その”個”すらも超越し、民族紋様的ルーツを遡り至り、ついに地底無機物の言語跡のような筆致にまで辿り着くという域にまで発展。
さらなる”破壊”は勢いを増してゆく。「欲望鎌足(よくぼうのかまたり)展」と名付けて決行されるBAKIBAKIの新たな個展は、あまりにも突飛かつ凶暴にブレまくっている。その準備に先立って僕の元を訪れ、不気味な笑みと共に開帳したファイルにコンプリートされた猥雑なビックリマン的カード群(?)が、彼の作品であったことにすらそもそも気付かなかった程、それは完璧にブレまくっているのだが、ややもして襲いかかってきた得体の知れぬ感動は、まるで初めて体験したGIGのようにノイジーで、伏せ字を強要される薬物の様にじわじわと誘惑してくる類いのそれに近い。
BAKIBAKIと共に、2005年愛知万博以来の盟友であるマストワンという絵描きが2006年の個展『妖怪展』で発表したアートピースがある。彼は「日出ずる国」古来より伝承されるフリーウェア・キャラ「妖怪」を「カードダス」的トレーディングカード・フォーマットに準えて異形サンプリングすることにより、世界基準を装った従来型の「和」や「禅」を破壊し、リアルな「和」を表現して魅せた。その一連の作品に向けられた反響は大きく、今や世界のマーケットをリードするマイアミのコレクターまでをも既に魅了している。
特筆するまでも無く、マストワンも同様に「ロストジェネレーション」と括られる世代の一人として、時代と国境の狭間から孤軍奮闘を重ね脱出を図る絵師である。もはや死に体となった、いや、そもそも存在すら無かったかもしれない日本のアートシーンの中で独自の手法を以てブレイクスルーを果たした彼の作品との出会いもまた、今回のBAKIBAKIによるアートピースと同様の体験を経て感動した記憶がある。あまりに近接的で突飛すぎるが故の破壊的誘惑。
もはや、この時代性を帯びた共通体験には強烈な因果を感じずにはいられない。これから先の「ビジュアル・アンセム」とはこうして決定されてゆくのではないかとさえ思う。
希代の絵師達による暴挙の数々は僕自身の頭蓋をも破壊してゆく…。今回のビックリマン的アートピースの中から、ヘッドロココ級のレア物を吟味し対価を払いゲットしてみようと画策する自分がいる。しかも、後に現れるであろう敵対コレクター達にブッチギリで差をつけるため、ギラッギラな額装をこしらえ待ち構えようとすらしている。
こんなに俗な占有欲が勃起するのは小学生以来であるが、この欲望こそが、彼らによってもたらされた純粋なる”破壊”から産まれた”偶然の調和”なのだと確信するまでに至っている。
夥しい破壊の後、ここに至るエポックメイクを全て完遂し、二人に還り出現する”偶然の調和”を目撃する日が待ち遠しい。
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数々のレーベル(Axis/6277、Ghostly/Spectral、Creme、PlayHouse/Klang Elektronik、Mathematics等)から作品をリリース、ザ・ダーティー・クリミナルス(International Deejay Gigolo Records)のメンバーも務めていたジャマール・モスは、長い間シカゴのハウス/テクノ・シーンで活動してきたプロデューサーであり、DJである。ジャマール・モスが最初に関わったクリエイティブな活動といえば、シカゴの名高いクラブ<Powerplant>で1989年〜1990年に開催されていたパーティー、<Liquid Summer>の立ち上げメンバーとして参加したことだ。<Powerplant>が閉店してからは、同じ仲間と<Liquid Sex>を始め、このパーティーにはスティーヴ・ポインデクスターのようなハウス・アーティストが集うようになり、このスティーヴがモスを後のコラボレーターであるBad Boys一派と引き合わせている。その他にも彼はハウス・レジェンドであるアドニスにかわいがられ、彼はジャマール・モスの人生にとって重要な存在、そして彼のアーティスト名のインスピレーションとなった。「僕は自分の人生に意味と目的を持たせることにした。(自分に生を与えてくれた)実の父と、(知識を与えてくれた)指導者のアドニスにちなんで、自分をハイエログリフィック・ビーイング(=象徴的存在)と呼ぶことにした」と言う彼は、<Music Box>でロン・ハーディーから直接的影響を受けた最後のプロデューサーであり、シカゴの歴史を塗り替えるユニークな素質を備えているアーティストである。
千葉FUTURE TERROR主宰兼DJ。1999年SUB HEADの2CBより「SPEAK ENGLISH OR DIE」でデビュー。その後2年間の活動休止の後、ハウスミュージックの洗礼を受けFUTURE TERRORを立ち上げると同時にDJとしても復活。2005年にはデトロイト・ツアーを皮切りに、北海道〜奄美大島までDJ行脚。またIAN OBRIE’N、DERRICK MAY、THEO PARRISH、OCTAVE ONE等のサポートDJもこなし、パーティピープルの信頼を得る。2006年はメタモルフォーゼ2006、RAW LIFEに出演、自身初のミックスCD 「LAST CALL MIX」が瞬く間に完売、そしてSTRUGGLE FOR PRIDEのREMIX 12inchをリリースする。年末には初の正規盤ミックスCD 「NO WAY BACK」が異例のアンダーグラウンドヒットを記録、REMIX誌2006年度テクノベストアルバム2位、HMV 2006年度スタッフセレクションクラブミュージック部門1位になるなど各方面で高い評価を得ている。今年<avex>からリリースされたBUSH MIND 「BRIGHT IN TOWN」に参加。月に8本以上のDJをこなし、日本全国世直しの旅を継続中!
DJ。東京、大阪を経て現在奈良県在住。SUN、FLOWER OF LIFE、FUTURE TERROR、eleven、濡れ牧場、XXXX 等々全国各地で行われている最重要パーティの数々でのプレイ、様々なシーンで活躍するDJ/バンド/アーティストとの共演、そしてアメリカネバダ州ブラックロック砂漠にて年に一度行われているフリークアウト・フェスティバル、BURNINGMANでのプレイ等・・・・幅広い経験の中で培われた、その深く情熱的でエフェクティブなDJプレイはアンダーグラウンド・パーティシーンで絶大な支持を得ている。これまでに自身の主宰するSBM recordingsより3枚のMIX CDをリリース。2007年9月、待望の4th MIX CD “ETERNITY AND A DAY”をリリース予定。
1980年生まれ、奈良出身。DJやイベントプロデュースなどの音楽活動と平行してパーティ・フライヤーなどのアートワーク/デザイン制作を行う。韓国、インド、エジプト、タイを放浪し、今年5周年を迎えた大阪が世界に誇る5次パーティFLOWER OF LIFEを中心に、様々なパーティで受けたインスピレーションをグラフィック作品に投影。今年3月にはJAPONICAにて個展を開催、ステンシルを主体としつつあらゆる伝統的画法をエッセンスに用いて描くグラフィックで限られたスペース内に小宇宙を宿す。DJ、アートワーク問わず、その静と動を持ち合わす特異異質な感性で人々を無限にリンク、世代や社会的階層を越えてメッセージを発信し続けている。
BLAST HEAD